2025.06.09
こんにちは。Personal Gym NINE横浜元町(パーソナルジムナイン)のNINE通信です。
🟢集中できない、イライラしやすい、決断が遅くなる…そんな不調は、“脳の流動性の低下”が関係しているかもしれません。
🟢【ポイントはオメガ3脂肪酸】
脳の約60%は脂質。
その中でも、神経細胞の膜(ニューロン膜)にとって重要なのが「オメガ3脂肪酸」です。
この脂質が柔らかくしなやかであるほど、
情報のやりとりがスムーズになり、
思考、判断、感情制御が“流れるように”進みます。
逆に、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などの摂りすぎで膜が硬化すると、脳の柔軟性が失われ、神経の伝達効率が下がるのです。
硬い脳ではなく、流れる脳へ。
そのカギを握るのが、オメガ3脂肪酸の適切な摂取です。
🟢オメガ3脂肪酸には、
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
・α-リノレン酸(植物性)
の3種があります。
これらは神経細胞の膜に柔軟性と弾力性を与える“構造脂質”であり、
特にDHAは「脳内で最も重要な脂質」と言われています。
🟢【含有量の目安】
○サンマ(可食部100gあたり)
→ DHA:約1,500mg、EPA:約900mg
○サバ(可食部100gあたり)
→DHA:約1,700mg、EPA:約1,200mg
○アジ(可食部100gあたり)
→DHA:約1,000mg、EPA:約400mg
○エゴマ油(小さじ1杯:約4.6gあたり)
→α-リノレン酸:約2,500〜3,000mg
(体内で一部がDHA・EPAに変換されるが変換率は低い)
🟢【摂取のコツ】
・青魚を週2〜3回
・エゴマ油は加熱せずサラダなどに(酸化防止のため)
・アボカドやナッツ類も脳に優しい脂質源として有効。
🟢【ビタミンEとの併用がオススメ】
脳の脂質は酸化しやすいため、ビタミンEなど抗酸化成分との併用が不可欠です。
DHAやEPAは脳の構造を守り、ビタミンEはその酸化を守る役割になります。
この組み合わせで、神経細胞の柔らかさと安定性を保つことが可能です。
🟢【抗酸化をサポートする食品】
・アーモンド(30g中 ビタミンE:約8mg)
・アボカド(1個あたり 約2mg)
・モロヘイヤ、かぼちゃ、オリーブオイル
🟢情報がすばやく伝わり、思考が滑らかに流れる脳。その基盤は、脂質と抗酸化の“ダブルメンテナンス”にあります。
オメガ3脂肪酸で脳の“流動性”を取り戻す食事を、今日から意識してみてください。
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